お金がかからなくて空いてて面白い公共施設=ハコモノを求めて節約ミセスが子連れで日本中をうろちょろしまーす! ( 第1回から読む )
第3回 東京都埋蔵文化財センター
お金がかからなくて空いてて面白い公共施設=ハコモノを子連れで探しに出るシリーズ「ハハコで行きたいハーコーなハコモノ巡りの旅」。第3回は歴史が好きな女子“レキジョ”ブームにのって、東京・多摩センターの「東京都埋蔵文化財センター」にやってきました。歴史といったらやっぱり縄文時代から攻めるべきですよね。
東京都埋蔵文化財センターは多摩ニュータウン開発時にざくざく出てきた土器や石器類などの出土遺物を保護するために、昭和60年に建設された収蔵・展示施設。現在は多摩ニュータウン以外の東京都内遺跡発掘調査を中心に行っているそうです。

こちらが外観。いいハコ(形が)。

土器を飾っているだけじゃない。子ども向けにいろんな縄文体験イベントを開催しています。私も火おこしマイスターになりたい。

中に入ると「縄文人バンザイ」と名付けられた土器が出迎えてくれます。「やったー雨乞いしたら大雨!」みたいな開放感。縄文人、楽しそうだな〜。

縄や貝がらで粘土に文様をつけられるコーナー。1歳児大ハマリ。

手をつないでナカヨシー。縄文キャラってなんでこんなにかわいいのか。

バラバラになった土器を組み合わせるパズルコーナー。

火おこし体験できるコーナー(※火は出ません)。日曜の昼下がりだというのに我々以外のお客さんはいないので、体験し放題です。

縄文土器のUFOキャッチャー(※動きません)。解説文「この小さなかけらたちには、勾玉の美しさもなければ、ダイヤモンドの輝きもありませんが、誰がいつ作って、どのようにして使ったのかなど、縄文生活を知る重要な情報がたくさん含まれています。そして、その情報を正確にキャッチすることが考古学の大切な仕事です。今、このクレーンキャッチャーを動かすことが出来るのは、あなたの知ろうとする強い探求心とイマジネーションだけかもしれません」。なんだかすごくいいことを言われてるような気がする。

稲城市若葉台で発掘された土偶。胸毛に見えるのは妊娠線だそうです。妊婦フィギュアかあ。縄文人マニアック。

あれ、どこかで見たような。

縄文人のファッションを想像で再現したほっこり系マネキン。天然素材ならではの自然なしわとユーズド感が、ラフな表情でなごませてくれるね。

熟練の手技で丁寧に編み上げられたかごは、どことなくクラシックな表情。この夏おすすめのハーフパンツと合わせて、少年のように着こなしたい。「ほころびにも愛着を感じるんです」とは、葉山で土器ショップを営むスサノオさん(妄想)。

ふだんづかいの土器も縄文ガールの手にかかれば、こんなシックなインテリアに。

木の実を入れるお仕事バッグは大きめサイズをチョイス。できる女を演出したい。

開放的なキッチンが縄文スタイル。

縄文クッキーのレシピを持ち帰ることができます。作ってあげたい彼ごはん(縄文系)。
続いて屋外にある遺跡庭園「縄文の村」へ。3棟の竪穴住居が復元されているほか、トチノキ・クルミ・クリなど50種類の植物を植栽して当時の自然環境を再現しています。

森に溶けるスモーキーな色合いの竪穴住居が、この夏の気分。

中は暗くてほとんど見えません。これはロフト?

中に入ろうとしたら待ちかまえていたかのように大量の蚊が……思いがけないホラー体験。縄文人の夏は厳しかった。虫よけスプレーの持参をお勧めします。
まとめ
展示数はさほど多くはないのですが、幕末や戦国時代に比べるとどうしても若者の注目が集まりづらい縄文時代を面白おかしく紹介しようとがんばってるところがステキです。ただ、隣がサンリオピューロランドという立地のせいか、ほとんど子供がおらず……。こんなに面白いのにもったいない。出ようとしたら一組の父娘とすれ違ったので、ちょっと安心しました。今年度からすべてのイベントが無料になったそうなので、「ちょっと土器でも作ってみたいな〜」「火をおこしたいな〜」「ていうか石斧で木を切りたいな〜」という気分の人は、イベントカレンダーをチェックして親子で参加してみてはいかがでしょうか。
●東京都埋蔵文化財センター
住所 多摩市落合 1-14-2
交通 京王相模原線・小田急多摩線・多摩都市モノレール「多摩センター」駅下車 徒歩5分。
TEL 0423-73-5296
開館時間 9:00〜17:00
休館日 年中無休(年末年始および3月第2週の展示替えの臨時休館を除く)
入館料 無料
公式サイト http://www.tef.or.jp/maibun/index.html















































