ハイ〜ラハイ天才編み師203gowさんの編み物ですよ〜。わけのわからない編み物をさせたら右に並ぶモノはおりません。世界の203gowが編み棒の赴くまま気の向くまま、あみつぶしたもののお裾分けです。 ( 第1回から読む )
第9話 撓む編みスプ~ン
何かと便利なスプーン。
スープ飲む時、とても便利。
瓶からジャムを取るのも便利。
穴を掘るにも役立ったり
ごく一般的なスプーン。

銀ですか?
金ですか?
それとも、陶器ですか?
いえいえ、編みです。
編みスプ~ン!
ただの編みスプ~ンではありませんよ!

ここからが、編みつぶしの本領発揮でござあ~い!
「実録!これぞ超編み能力!撓む編みスプ~ン!!!」

昔、昔、子供の頃
TV番組でよく特集されていたスペシャル番組!
幽霊、冒険、どっきり、びっくり、
UFO、そして超能力!
体に金属をくっ付けたり、
未確認飛行物体との交信、透視、念写などなど、
人間業とは思えない事が出来る人間が、次々と紹介される。
茶の間でお爺ぃちゃんと喰い入るように見るのが
なによりの楽しみだったのだ。
純粋な子供の脳と色々な物を見尽くしたお爺ぃ~の脳へ
それはそれはとても強い刺激を与えるのであった。

当時の流行りは、スプーン曲げ
念力で金属の固いスプーンをいとも容易く
くにゃりと曲げてしまうのである
そして最後に視聴者へ
これから「念」を送るのでTVの前で
あなたもスプーンを曲げてみなされい~!
とのこと。

純粋なので、早速試してみる。
純粋なので、より強い念が送られてくるのを待つ。
純粋なので、思う様な結果が出ない。
なので、お爺ぃにも試してもらう。
今日のスペシャル番組用に
お紅茶を入れて飲んでいた為、
うまい具合にティースプーンがあった
なので、せがむ。
もう一度、せがむ。
多少~渋々だったが、
右手にティースプーンを持ち
え”えぇい~と気合いを入れながら、
親指相撲の要領で右手の親指を倒した
お爺ぃは、微動だにせずそのまま。
やり方が違うよ~とせせら笑いながら指摘しつつ
ティースプーンを貰おうと思った瞬間
不可思議な光景がそこに・・・。

お爺ぃは、柄だけ握っていた!
ティースプーンの頭が無いのだ!
純粋な子供の脳は、沸騰している。
いまいち状況が飲み込めていない状況で
ティースプーンの頭を探す
すると、お爺ぃの足下付近にごろりと落ちている
えええええええ~~ 爺~ちゃぁん!!!!!
ティースプーンの柄と頭を
よく見ると、捩じれて折れていた・・・。
純粋な子供の脳は、核融合し始める。

お爺ぃと私、2人だけの出来事であるからして
お爺ぃが忘れない事を祈るのみ。
翌朝、折れたティースプーンを
母に見つかり怒られる
大事にしまっておいたハズなのだが
もしや・・・ 透視・・・。
おしまい。

203gowの身近に潜むエスパ~達より













































