伊藤ガビンって誰?? こんな人!

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ログイン

歴史と中身について

ではここで伊藤さんのクリエイターとしての道が開拓することになったとも言える雑誌『ログイン』について少し話をしていくことにしましょう。

雑誌自体は月刊アスキーの別冊として、『ASCII 別冊ログイン』として発刊されていた雑誌がその後人気を博したこともあって月刊ログインと改名して毎月8日に発売されていました。ところが一時期は売り上げが振るわなかったこともあって休刊に追い込まれていたが、当初は技術系の情報ばかりをクローズアップしていた内容から、パソコンゲームについての情報を前面に押し出したものへと切り替えたことで持ち直すことに成功しました。この頃から日本でもパソコンという存在が徐々に一般消費者にも受け入れられる存在になっていたということです。皆好きだったんですね、当時から。

1984年9月号から編集長に小島文隆さんが就任したことによって、その時の号から『コンピュータでしまいにゃ笑うぞ!!』を始め、紙面の徹底した娯楽路線が強調されるようになりました。今でこそパソコン雑誌というものは珍しいものではないですが、この当時は相当にマニアックな雑誌という印象が強かったことは言うまでもありません。技術的な内容のものを扱っている内容で展開していたログインも時代の状況を考えて、そういった消費者が楽しめる内容にすることで売上を伸ばすことに成功したのかもしれません。そういった楽しいということを前面に押し出した紙面企画を特集した記事が功を奏して、パソコンゲームを始めとした新ジャンルのゲームを紹介したり、新しいアミューズメントの発掘やテクノロジーの未来予測などといった21世紀以降の未来についての憧れなど、子供なら一度は夢を見ることになるような内容を多く掲載していました。またこうした活動から、パソコンゲーム文化の成熟を一端を担うことにもなった、パソコンゲームの歴史から考えると外すことの出来ない存在でもあるといわれています。

パソコンゲームというのも現代、つまりはオタクの人々にとってはもはや定番中の定番商品と言えます。といってもパソコンゲームというのはほとんどアダルト~な内容となっているので、そういう意味も込めてですが、この雑誌がそういった掲載を行なっていなかったらここまでの普及はしていなかったのかもしれないとしたら、今の業界そのものがまるで異なる性質を持ったものになっていたのかもしれませんね。実際にこのログインの存在があったからこそ『オタク』という言葉が世間で認知されるようにもなったとも言われていますから、オタク文化を語るうえでは蔑ろにすることはできないでしょう。

そんな内容は雑誌の人気を高めていくきっかけにもなり、1988年7月15日からは日本で始めてパソコン雑誌としては月に二回の発刊が行われるという快挙を達成することになったのです。この頃には雑誌名の月刊が取れて、一般に認知されているログインという名前に変更になったのでした。付きに二回の発刊は凄いですね、それだけこの当時は最新技術であったパソコンという存在が日本人のオタクな人々に受けていたということでしょう。

90年代に入るとまた更に誌面をリニューアルすることになり、歴史からファンタジーを始めとした多岐に渡るジャンルの読み物や読者参加型投稿ページなどの、ゲームに詳しくない人々の人気を集めるようにもなっていきました。ところがこの頃からパソコンゲームの人気が下降気味となったことで内容のリニューアルを迫られるようにもなってしまい、幾度も改変が行なわれたが、全盛期の隆盛を取り戻すまでには至らず、1997年には広範囲の話題から読者参加型の企画といったものは誌面から消滅してしまう。それを機にシンプルなパソコン雑誌としての内容を確立して、雑誌の刊行も月二回から当初の月刊誌へと再び切り替えることになった。

2000年になるとアスキーからのエンターブレイン分社によって、エンターブレインに移行することになる。その後の売上は2005年12月までには5万部だったものの全盛期と比べたら到底追いつく数字ではなかったために、2008年5月24日発売の7月号にて休刊が決定してしまう。その後ニュースサイトとして『LOGiNウェブマガジン』がプレオープンを経て正式オープンすることになるものの、読者が増えなかったということもあってウェブマガジンも2009年3月31日の更新を持って終了となってしまうのでした。悲しいことですが、時代の波に負けてしまったということでしょうが、ファンがいなくなったということではない上、歴史としてきちんと刻み込まれていますから知らない人からしてもこの雑誌の存在を欠かすことは出来ないでしょう。

主に特集されていたページ

ではログインで特集されていましたページについて少し話をしていきましょう。

プログラムオリンピック
有名なソフトへのインタビューを行なうと同時に、ソフトハウスから提供されたオリジナルショートプログラムを公開する企画となっており、オリンピックの名を冠してはいるものの競技性は全くない、単純に猛者が集っている『だけ』ということから名づけられました。無駄に豪華なくせに中身が血みどろ的な展開がないんですね。
国際科学技術娯楽年間
何だかものすごいえらそうな名前ですが、別に国際的に認められているわけではなく、ログインが独自に『1988年から1999年』という12年間のことを指している時期を言います。この頃からパソコンをはじめとした技術革新が行われていたこともあって、未来の日本というものに対してどのようなものが誕生するのかということを予測する企画となっていました。中には的確に類似するようなものも在ったのですから、あながち間違ったことばかり書いてはいなかったということです。
いあ~んバカンス
『いや~ん、ばか~ん』と『慰安旅行』を絡めた造語で、ログイン編集者達の旅行騒ぎを特集していた企画となっています。読者がそんなのを見て何が楽しいというんでしょうか。
犬戦略
これは『大戦略IIエディタセット』を利用することで作られた、全ユニットが犬で構成されたカオスゲームとなっています。ふざけ過ぎな企画な気もしますが。

その他の定例ページ

  • ヤマログ
  • 第1期 ログイン秘密情報部(ヤマログ)
  • 第2期 ヤマログ
  • 第3期 ヤマログ+、ヤマログ90
  • バカチン市国
  • 知らなかったほうがよかった世界
  • べーしっ君
  • ファミコン通信
  • MSX通信